国内300万台出荷を記録した「煙の出ない」加熱式たばこアイコス。自分だけでなく周りの方の煙害を考慮した新時代たばことして今とても注目されています。
ただ、問題なのは「本体価格が高いこと」
定価10,980円とそう簡単に購入できる金額ではなく、もし買ってからすぐに壊れたりしたらちょっとショックですよね。
そこで今回は「アイコスが吸える互換機」の最安値を調査してみました。価格が安い順に並べていますので、コストと性能のバランスを考えて購入の材料にしてみてください。
たばこの新時代
まずはアイコスが吸える互換機の紹介をする前におさらいをしていきましょう。
有害物質9割カットで副流煙が出ずニオイも付かない新時代のたばこ iQOS(アイコス)が大ヒット商品となり雑誌『日経トレンディ』発表の2016年のヒット商品番付では3位となりました。
また日本経済新聞社が発行している、消費と流通、マーケティング情報に特化した専門紙日経MJでも東の前頭にも選ばれ世間の認知度は非常に高く、加熱式たばこといえばアイコスというぐらいの知名度となっています。
また、全国のコンビニなどでも販売されているので、消費者にとってはとても身近な存在となっていますね。
そんなアイコスがここまで人気になったのは既存喫煙者の潜在ニーズをうまく取り込んだからです。
たばこの煙が出ない
まず一番の理由として毒性のある副流煙がほとんど発生しないことが挙げられます。
煙のように見えるものは水蒸気で、有害物質であるタールは9割カット(公式発表)され、副流煙被害も抑えることができます。
たばこの煙が出ないことで周囲に配慮する必要が無く、また自分自身や壁などにも匂いが付かないので部屋でも気軽に吸うことが出来ます。
タバコ本来の味が味わえる
タール9割カットというと「味が不味いのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、実際に紙巻タバコと吸い比べてみても遜色は無く、非常にドローの効いた味わいになっています。
その秘密は「加熱温度を燃焼させないギリギリまで高めているから」です。
アイコスの加熱温度は約200℃となっており、これはタール発生を抑えるためのボーダーラインで、タバコ本来の味わいと有害物質の抑制を両方実現しています。
アイコスのデメリット
健康や周りに配慮したアイコスですが、反面不満を感じるユーザーが多いのも事実です。
冒頭に紹介した「アイコスは高い!」というのもそのひとつですね。
その他の不満も一部紹介していきます。
持ち運びが面倒
アイコスはホルダー(ヒートスティックを加熱するスティック状のデバイス)とチャージャー(ホルダーの充電機)が別々の為、様々な場面で面倒だと感じてしまいます。
たとえばアイコスを吸い始めるときや吸い終わりにわざわざチャージャーからホルダーを出し入れする必要があったり、中には「ホルダーだけ紛失してしまった!」なんて人も。
メンテナンスが大変
アイコスはホルダー内部に煤のような汚れがすぐに溜まってしまいます。
放っておくと使用時に焦げた味がしたり、こびりついた汚れのせいでチャージャーの蓋が閉まらず充電できないなんてことも。
そのため1箱(20本)吸い終わった時点でしっかりと清掃しないといけないので、メンテナンスが非常に大変なんですよね。
連続で吸えない
会社の休憩中や居酒屋での飲食中などたばこを連続で吸う場面って多いと思いますが、アイコスは2本目を吸い始めるには3~5分ほどの充電時間が必要となり連続吸引が出来ない仕様となってます。
吸いたいときに吸えない時ってストレス溜まってしまいますね。
壊れやすい
アイコス利用者で一番多い不満は「壊れやすい」指摘が多いです。
- 充電器のフタが閉まらない
- 充電できない
- 加熱ブレードが折れる
故障してもアイコスには保証がありアイコスの購入から2週間以内に製品登録をすることで保証期間を1年間まで延長することは出来ます。
ただその間アイコスは吸えないし何度も起きると嫌になりますね。再度購入する際はまた1万円以上も支払うことになるのは納得できませんよね。
アイコスが吸える互換品の価格ランキング
そんなアイコスの不満を解消した「アイコス互換機」が最近人気急上昇中です。
アイコス互換機についてはこちらをぜひご覧ください。
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iQOSユーザーの不満を解消したアイコス互換機とは?種類・性能比較まとめ
タールなどの有害成分を9割カット の強烈なキャッチコピーとともに登場した加熱式たばこ「アイコス(iQOS)」 2015年に登場してから爆発的なヒットを飛ばし、国内300万台以上の出荷を記 ...
そんなアイコス互換機は様々な種類が発売されています。
そこで今回は価格に照準を絞って安い順に紹介をしていきます。
アイバディ(iBuddy)7,000円
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
発売後大ヒット商品となり要因としてはやはりコストが一番安いということ。
- 重さ70g(アイコスは120g)
- 大きさ:約8cm(アイコスは約11cm)
- パフ回数:16回(アイコスは14回)
- 連続喫煙可能(アイコスは1回ずつ充電が必要)
このような違いがあります。
アイバディの特徴として「全てのアイコス互換機の中で最小」というものがあります。
全長8cmというのはちょうど煙草の箱と同じぐらいの大きさでとにかくコンパクトで持ち運びに便利です。
もちろん一体型なのでフタが閉まらなくて充電できなかったという心配はいりません。
また加熱方式もアイコスと違い、丸い棒状のブレードを採用しており(アイコスは板状)より均一に加熱される仕組みです。サイズが小さい分少しバッテリー容量に難がありますが
それでも満充電で約15本のヒートスティックを楽しむことができます。
ハーブスティック(FyHit CS Pen)7,980円
カラー:ブラック、ホワイト
人気のハーブスティックシリーズ最新モデルの「FyHit CS Pen」です。
もともとハーブスティックはその名前の通り、「シャグ(タバコ葉)をスティックに詰めて加熱吸引するデバイス」でヒートスティックは勿論、従来の紙焼きたばこも吸える優れものです。
人気商品であるが故、毎年のように新モデルが開発されており
- 大容量の2200mAhバッテリー
- 加熱温度は3段階調整可
- チェーンスモーク可能(連続吸引可能)
- メンテナンスがほとんど必要ない
形状はアイコスのホルダーを2回りほど大きくしたようなペンタイプでそのままUSBケーブルで充電が可能です。
大容量バッテリーの為、20パフ以上は軽く吸引可能です。
加熱温度もEFOSの2段階より多い3段階で、好みに応じた風味を味わうことができます。
また、シンプルな構造なので吸い終わったとのメンテナンス(掃除)がほとんど必要ないのも大きなメリットです。そして何といっても、ハーブスティック本来の「シャグでの吸引も可能」にしているところです。専用のマウスピースを付け替えることによって、たとえばヒートスティック1本で3回分程度のシャグとして楽しめるため
コストパフォーマンスは群を抜いています。
イーフォス(EFOS)8,980円
カラー:ブラック、ホワイト
金額はアイコスと変わりがありませんがアイコスより高性能スペックとなっておりレビューでも「アイコスを超えた!」「アイコス互換機の最終形態」などと非常に高評価です。
アイコスと比較した性能については以下の通り。
- パフ回数:20回(アイコスは14回)
- 連続喫煙可能(アイコスは1回ずつ充電が必要)
- 高温、低温の温度調整機能(アイコスはなし)
- 一体型モデル(アイコスはホルダー、チャージャーが別)
- 3D加熱システム(アイコスはブレード加熱)
といった機能の違いがあります。
こちらも一体型でボタンも1つのみのシンプル設計です。
チャージャー・ホルダーが別々になっていないので充電できていなかった!
なんてことも無くなりますしどちらかを紛失することもありませんね。
またパフ回数(1本で吸引できる回数)もアイコスの14回から20回に増えたおかげで、1本で満足できるのが嬉しいです。
好みによりますが、通常時は低温モード・通常のたばこのような味わいを求めるなら高温モードと使い分けが可能です。そして画期的なのが「3D加熱」というシステムの採用です。
アイコスはヒートスティックをホルダー内のブレードに挿して加熱しますが
これだとスティック全体が加熱されず「味ムラ」が発生します。
またうまく挿さらない時もありますね。
その点、EFOSはスティックを周りから均一に加熱するので非常にまろやかな味わいを楽しむことができます。
アイコス互換機価格ランキングまとめ
アイコスのヒートスティックが吸える互換機として一番安い商品はアイバディの7,000円でした。
初めてアイコスの購入を考えてる方は是非とも参考にしてみてはいかがでしょうか?
現在アイコス使用者も故障の際の代替品であったり用途で使い分けるために前述で案内した互換品を持っておくのもいいですね。